肩と肩を結んだ線上に腕を
フォームのチェックポイント4

実際・・・
スポーツの時はゼロポジション(155度くらい)で使うのではなく、90度以上ゼロポジション以下で使うことが障害予防において大切になります。

90度以下だと肩甲骨の動きが悪くなるし、155度以上だと、肩の構造上から負担が大きいので、90度以上ゼロポジション以下が力を入れるには理想的といわれております。

ゼロポジション
           
腕のもっとも自然な位置、ガッツポーズの位置、手を頭の後ろで組んでリラックスした位置
           医学的には、肩甲棘と上腕骨が一致した位置
           文献によっては120度、140度、155度と違いますが、個人によって違うのが現状だと思います。

  

テニスやバレーボールなど、打点を高くしなくてはいけないスポーツでも、体幹が動きに対応してゼロポジション以下で、
 スイングをしています。

 

ここでのポイント

1.上から投げる場合でも、下から投げる場合でも、肩と肩の延長線上(もしくはやや上)に腕が来るイメージが大切。

2.どんなスポーツでも、ゼロポジション(155度)以上で、力を入れることは肩に負担がかかる。

3.肩と肩を結んだ線よりも肘が下がっていないことがポイント!

ゼロポジション イメージ
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投球では、肩と肩を結んだ線の位置に上腕(肘)がああります。(やや上の場合もあり)

  オーバースローもアンダースローも同じ。この肩と肩を結んだ線より、肘が低いと肩に負担がかかかります。